食品を直接包むパッケージには様々な品質が要求されます。なかでも安全性は、人々の健康に影響が及ぶ、最も重要な要素です。そのために当社は、高品質の原紙を世界中に求め、厳しい基準を設けて検査を実施しています。紙を知り尽くしたメーカーだからこそ、徹底的に原紙にこだわり続けます。生産ラインには、HACCP^※1とISO9001^※2の手法を取り入れた独自の品質システムを導入。ゾーニング^※3や5S^※4を徹底させた衛生面に優れた場内は、食品会社様からも高い評価をいただいています。原材料の調達から皆様にお届けするまで、全ての過程で品質管理体制を整え、厳しい検査を実施、さらに改善を続けることにより、お客様が安全・安心にお使いいただけるパッケージを提供しています。

1. ※1Hazard Analysis and Critical Control Point：危害分析に基づいた重要管理点の監視により食品安全を確保する手法。
2. ※2ISO9001品質マネジメントシステムに準拠
3. ※3衛生面に配慮した設備及び動線のレイアウト
4. ※4整理、整頓、清潔、清掃、しつけ

FSSC22000認証取得

より安全・安心な液体用紙容器の提供を進めるため、食品安全マネジメントシステムであるFSSC22000認証を全事業所で取得しております。FSSC22000^※は、衛生管理の手法であるHACCPを取り入れたISO22000をベースにして、食品衛生の基礎となる前提条件プログラムをより明確化した国際的に通用する規格です。液体用紙容器メーカーとして、チルド容器ならびにアセプティック容器について取得しています。

• ※Food Safety System Certification 22000：食品安全システム認証。「食品包装材料の製造業」も認証対象とした規格。

FSSC22000認定書（左から江川事業所、三木事業所、石岡事業所）

• ※登録証は、旧社名のものを掲載

フードディフェンスへの取組み

意図的な危害物質の混入から食品を保護し、安全性を確保する考え方が「フードディフェンス」です。当社では各事業所の不審者侵入防止に取り組み、工場外周に赤外線カメラ・人感センサーを配備、車両用のゲートの設置、場内では生産エリアの入退場時の認証システム、録画機能を備えた品質保証用のカメラを多数導入しています。